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【特集】地域創生・アグリビジネスの現場から
ふるさとを元気にするために、私たちができること。

【特集】地域創生・アグリビジネスの現場から「ふるさとを元気にするために、私たちができること。」

 

写真左から みちのく銀行桜川支店 支店長/中村秀夫(現下土手町支店 支店長)、株式会社松山ハーブ農園 代表取締役 松山法明 様、
みちのく銀行地域創生部 法人推進グループ 代理/赤石 淳(現株式会社オプティムアグリ・みちのく(出向))、同桜川支店 代理/福地喜満(現五所川原支店 代理)

みちのく銀行+地域創生部
明るい未来が描ける青森をつくる。

地域創生部 次長/秋田 憲邦/NORIKUNI AKITA

みちのく銀行+地域創生部
明るい未来が描ける
青森をつくる。

地域創生部
次長
秋田 憲邦 NORIKUNI AKITA

 日本では今、人口急減や超高齢化という大きな課題に直面し、国や各地方自治体では「地方創生」に関する取り組みを推進しています。ふるさとを元気にし、子どもが安心して豊かに育つことのできる青森を目指す当行では、2015年4月に「地域創生部」を新設。各地方自治体の「地方版総合戦略」策定への協力や推進について、地域金融機関として産業界・大学・労働団体と連携のうえ、積極的に参画する体制を整備しました。また、アグリビジネス、再生可能エネルギー、医療・介護、事業承継など、地域の成長分野や専門性を求められる分野への支援体制も構築し、お客さまのニーズに迅速に対応しています。お客さまの「ビジネスパートナー」として常に寄り添い、本業支援を第一に考えたサポートに徹することが当行の特色であり、大きな強みと自負しています。

 地域支援の一つの取り組みとして、2017年7月には当行が事務局となって「みちのく地方創生プラットフォーム」を創設しました。地域が抱える課題に対し、関係機関がそれぞれの強みを生かした独創的なソリューションを提供することを目的としています。初年度の2017年度は青森市の浅虫温泉地区の活性化をテーマに議論を重ね、提言をまとめます。目指すまちの姿を明確に示し、温泉街の賑わい復活を実現するとともに、活動の成果を広く認知してもらい、次年度以降の取り組みにつなげたいと考えています。

青森市浅虫温泉地区の活性化に向けて

地域創生部+アグリビジネス
農業を支えることが、地域の活性化につながる。

地域創生部 法人推進グループ アグリビジネス推進チーム 代理(現株式会社オプティムアグリ・みちのく(出向))/赤石 淳/ATSUSHI AKAISHI

地域創生部+アグリビジネス
農業を支えることが、
地域の活性化につながる。

地域創生部 法人推進グループ
アグリビジネス推進チーム
(現株式会社オプティムアグリ・みちのく(出向)) 赤石 淳 ATSUSHI AKAISHI

 みちのく銀行では、農林水産業を川上として、農産物加工、製造、貯蔵、流通、販売、飲食、観光業などの川下まで商流を構成する「食」に関連する産業を、アグリビジネスと位置付けています。2008年11月に設置された「アグリビジネス推進チーム」は、株式会社日本政策金融公庫が認定する「農業経営アドバイザー」の試験合格者を中心に構成され、「食」関連産業の振興に特化したさまざまな取り組みを行っています。

 今回ご紹介する株式会社松山ハーブ農園様は、にんにくやハーブ、各種野菜の生産・販売のほか、黒にんにくや関連商品、ハーブの加工・販売、農家レストランを運営しています。2014年から百貨店で黒にんにくの販売を始め、高い評価を得たのですが、自社製造のにんにくでは生産量が限られ、需要に見合った供給ができないのが課題でした。そこで、株式会社松山ハーブ農園様が新たに設立した黒にんにくの製造・販売を行う会社に対し、「とうほくのみらい応援ファンド」の活用をお勧めし、手続きをサポート。生産から加工、流通、販売までを総合的かつ有機的に結びつけるネットワーク構築に対するサポートにより、連携生産者から原料を仕入れる資金の確保、保管庫や熟成機械の増設を行い、黒にんにくの供給体制を整えることができました。

厳しい冬を越すことで、
糖度の高い黒にんにくが育つ

 青森県は一次産業が盛んなので、今後は一次産業をもっと発展させたいです。当行にはこれまで蓄積してきたアグリビジネスのノウハウがあり、資金調達をはじめ販路の開拓や拡大、6次産業化、異業種とのマッチングなど、お手伝いできることはいろいろあります。一次産業に従事する人が収益を上げ、後継者不足が解消し、農村集落の人口が増え、やがて地域が活性化する。そんな未来を思い描きながら、日々、生産現場を訪問しています。この作業着も、スーツ同様に私の普段着になりました。

株式会社松山ハーブ農園様
「まきばレストラン」外観

支店+アグリビジネス
地域の銀行は、地域のお客様とともにある。

桜川支店 支店長(現下土手町支店 支店長)/中村 秀夫/HIDEO NAKAMURA、桜川支店 支店長代理/福地 喜満/YOSHIMITSU FUKUCHI

みちのく銀行+地域創生部
地域の銀行は、
地域のお客様とともにある。

桜川支店 支店長
(現下土手町支店 支店長)
中村 秀夫 HIDEO NAKAMURA

桜川支店 代理
(現五所川原支店 代理)
福地 喜満 YOSHIMITSU FUKUCHI

 株式会社松山ハーブ農園様とのお取引は本部経由で始まりましたが、松山社長のご実家が牛乳販売店で、桜川支店とは従来よりお取引がありました。以前、社長のお母様が支店にいらした時、黒にんにくを持ってきてくださったことがあり、ご縁を感じながらサポートさせていただくことになりました。
 社長は事業に対する熱い想いと行動力があり、お話をしているとどんどん引き込まれます。減農薬で化学肥料も可能な限り使わないにんにく栽培を行い、農産物の安全性の国際認証である「グローバルGAP」を取得し、輸出についても積極的に取り組んでいます。当行のアグリビジネスのノウハウやネットワークを駆使し、事業の課題を解決することができてよかったです。(支店長/中村秀夫)

 黒にんにくの生産は、青森県の中でも雪の少ない南部地方が中心でしたが、近年では株式会社松山ハーブ農園様と同様に、雪深い津軽地方でも黒にんにくの生産者も増えています。この地方の黒にんにくは糖度が高く、地域特産品としてブランド化の動きもあるようです。我々地域の金融機関は、こうした取り組みに情熱を傾けているお客様にアプローチし、事業推進のお手伝いをすることで、地域自体を盛り上げるのが使命です。常に地域の情報を掘り起こし、地域に根ざした金融機関の役割を果たしていきたいと考えています。(代理/福地喜満)

桜川支店 支店長/中村 秀夫
(現下土手町支店 支店長)

桜川支店 代理/福地 喜満
(現五所川原支店 代理)

お客様+みちのく銀行
農業に強いみちのく銀行を実感。

株式会社松山ハーブ農園/代表取締役 松山 法明 様/NORIAKI MATSUYAMA

みちのく銀行+地域創生部
農業に強い
みちのく銀行を実感。

株式会社松山ハーブ農園
代表取締役
松山 法明 様 NORIAKI MATSUYAMA

 青森市内で23年ほど飲食店経営に携わり、2012年から農業を専業で始めました。農業に関心を持ったのは、15年ほど前。農薬を極力使わない食材を使いたいと思い、農家を回り始めたのですが、いいと思う食材は販路が決まっていたり、単価が高かったりして、なかなか手に入らない。そこで、自分で作った方が早いと思い、趣味でにんにくやハーブの栽培を始めたんです。元来の凝り性のうえ、お客様からの評判も良かったので、「やるからには農業一本で生活し、日本一の農産物を作りたい」と思うようになりました。

 こうして株式会社松山ハーブ農園を設立したのですが、事業を始めるにあたり分からないことばかりでしたので、みちのく銀行さんにご相談しました。農業は普通のビジネスと違い、初期投資して生産、収穫、出荷し、現金が回収できるまでのサイクルが長く、キャッシュフローが非常に悪い事業です。その間をどうするのかという相談に乗ってもらえたのは、非常に助かりました。これは、農業を詳しく理解しているみちのく銀行さんだからできる対応だと思います。また、いろいろな相談事に対して、すぐに答えが返ってくるのもいいですね。
 2017年9月、黒にんにくの製造・販売を行う新しい会社を設立しました。この会社に対し、みちのく銀行さんの協力を得て「とうほくのみらい応援ファンド」の出資を受けることが決まりました。これで原料のにんにくを確保し、需要に見合った黒にんにくを供給できる体制が整います。当社では地に足をつけた商売に徹し、着実に売上高を増やしていきたいと考えています。みちのく銀行さんには、これからも手厚い支援を期待しています。